【ADHDだけど一人暮らしがしたい①】一人暮らしにどれぐらいお金が必要?

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こんにちわ ADHD診断済み 40代半ばのjunnyです

今回は 生活などに支障が出やすいADHDの特性を持つ私が一人暮らしをした時のお話をテーマごとに分けてお伝えしていきます。

1回めは

一人暮らしにはどれぐらいお金が必要なのか? 

という金銭面についてのお話です

一人暮らしをするにあたって様々な不安があると思いますが 何より一番気になるのがお金ではないでしょうか?

ここでは一般的なお話と交えて 私自身の体験と自分の特性を踏まえたうえでシェアしていこうと思います。

 

一人暮らしを始めるのに必要なお金 月々の収支

これは私が就職して1年半後に 寮生活からおさらばして 一人暮らしを始めた時の体験事例です。(25年以上も前のお話ですが家賃などの相場は特に大きく変わってません)

年齢は19歳 勤続1年半 手取り年収は160~180万ほど 手取り月収10万~12 、3万程度

あと、入社後すぐに財形貯蓄で毎月5万ほど積み立てていたので約70万ほどの貯金があったと思います。

引越しの時にかかった費用

敷金       150,000
礼金         50,000
仲介手数料など    50,000
引越し業者       0
新居用の家具など   40,000
——————————-
約 340,000円

契約時にかかった費用は ざくっと計算して 30万前後

もう少しかかったかもしれませんが30年以上も前のことなので忘れてます

引っ越しは 物件が寮から自転車で15分ほど離れた場所で割と近かったこともあり細かい荷物は段ボールや紙袋などで自転車を使って毎日コツコツ運び出しました。

そして 布団やCDコンポなど自転車では運べないものや、残りの荷物は遠く離れた実家の親の車で運ぶことで 引っ越し業者を使わず済み、引っ越し費用は実質ゼロ円です

ベッドやタンスなどの大型家具がなかったので引っ越しそのものは楽に済んだけど その分新居では新しく家具を買わないといけなかったのでその費用がかかりました。

ベッドが1万、タンスは1万~1.5万 その他カーテン 収納グッズや食器などで4万ぐらい。

ということで トータルで34万ほどかかりました

当時 貯金は70万ほどあったので半分ほど減ったのかなと思います。

月々の収支

では 肝心の月々の収支を見てみましょう

給料    100,000~120,000
財形貯蓄       25,000(5万から2.5万に下げました)
———————————
75,000~95,000
———————————
家賃         50,000
水道(月換算)      1,500
電気代          3,000
ガス代(都市ガス)    2,000
固定電話         2,500
固定費      59,000約8万から固定費の59,000を引いたものが日常生活費 21,000(~3万程度)そのお金で 食費、日用品、遊興費、交通費、被服費などをまかないました

※給料は会社での昼食代 生命保険代、各種社会保険料などが引かれてます

家賃や固定電話代 水道光熱費などの毎月かならずかかる費用(固定費)などを差し引いて月々に使えるお金 日常生活費はわずか 2万~3万

(※ 因みに携帯電話はまだ個人一般向けではない時代でした)

基本的に 家賃は月収の30%以内が適切とされてるので

手取りが10万から12万で 家賃が5万円 という数字は 実はかなり無謀です

本来なら3万~4万ぐらいに抑えるべきでしたが、 通勤に負担が関わらないギリギリの距離で探すと これぐらいの家賃になってしまいました。

 

生活の様子

【水道光熱費】

水道光熱費はかなりギリギリの数字で 無駄はほとんどなかったと思います

ガスは都市ガスだったので基本料金が安かったうえに 湯舟にお湯を溜めて入った記憶はほとんどありません。

勿論シャワーも ささーっと短時間で使用

なのでほとんど基本料金に毛が生えた程度だったのでは?と思います。

 

次に水道代ですがほとんど洗濯とトイレとシャワーぐらいで こちらも安かったと思います。

最後に電気代は 調理器具は1Kのお部屋にありがちな 電気コンロでしたがあまり料理をすることがなく これもそこまでかかってないと思います。

ただ 初めての一人暮らしで しかも超怖がりな私は

ほぼ毎日夜は電気をつけっぱなしで寝てたので その辺で少し電気代が通常より高くなっていたかもしれません。

これがなければ もう少し節約できたのでしょうが これは私にとっては必要経費だったんですね。

 

【食費】

これも節約どころの食費ですが

手元に残るであろう2万のうち全てを食費に回すわけにはいかず

月の予算としては5,000~10,000ぐらいに抑えていました。

いくら若い一人暮らしとはいえ ちょっとこの数字は苦しい?と思うかもしれないけど

昼食は社食で1食150円で食べることが出来て、そちらは給料天引きですので省いてます。

ほとんどが朝食と夕飯と お菓子などの費用です。

 

それでも 消して楽勝ではなく、やっぱり月によっては苦しい時もありました。

そんな時に助けられたのが 押し麦小麦粉 片栗粉です

お米が少なくなったけど 米は少し高いと感じたので 押し麦を半分以上混ぜて炊いたり、時には押し麦オンリーで炊いたりしました。

結構おいしくて お口もお腹も満足しました。

次によく作った貧乏飯が、小麦粉 または片栗粉にお砂糖を少し入れてを水で溶いてフライパンで薄く焼いたもの。

このままでも結構おいしかったけど ちょっとリッチにしたいと思ったときはとろけるチーズをのせてクルクルっと巻いて食べてました。

 

まあ これはちょっと極端なメニューでしたが もう少し工夫すれば きちんと栄養のあるご飯を月に1万程度の予算で作ることは出来たと思いますが 何せまだ ひよっこ・・

料理そのものは 実家でも家族の夕飯を作ったりもしてたし けして苦手だったわけじゃないんですが 当時の私は心身ともにかなり疲れていて  理想通りの料理生活を送ることは出来ませんでした。

【その他】

あとは 休日の日に友達と遊んだり 服を買ったり 移動の為の交通費などに消えていくのですが、 当時は彼氏もおらず友達と遊びに行くのも月に2~3回程度

ほとんど遊んでおりません。

なので 使えるお金がそんなになくても そこまでの苦しさを感じてなかったのです。

 

20歳過ぎで結婚した時には 上司に

『こんなに若く結婚してまだまだ遊び足らなかったんじゃないの?』

と心配されましたが

『いやぁ ちょっと遊び過ぎました もう遊び疲れたので大丈夫です』

と真剣に応えました。

今思うと どこが遊び過ぎたんじゃぁぁ??と 突っ込みたいけど 当時は本気でそう思ってたんですよね。

このあたりが世間知らずというか 認識のズレというのでしょうかね

まとめ 反省など

という感じで 19歳の頃に体験した一人暮らしは

結果としては

低い月収で 少し高めの家賃だったけど 倹約生活で予算内にはおさまった上に貯金もしながら暮らすことが出来てました。

金銭面で良かった点としては

・貯金残高にある程度余裕があったこと
・引っ越し費用にお金をかけずに済んだこと
・日々の生活をきちんと予算内に抑えることが出来たこと

金銭面での反省点や気づきとしては

・もう少し頑張って5千円でも安い家賃の物件を探せばよかった※1補足
・ 節約ばかりで自分をあまり楽しませてあげてなかった

 

※1補足について

私が一人暮らしした数か月後 同期の子が私に続く形で寮を出て一人暮らしを始めたのですが、そこがなんと 会社まで徒歩1分でしかも家賃が私のマンションより5千円も安かったんです

それを知った時は結構ショックでしたね。

通勤時間が短いという点でも凄く羨ましかったけど それなのに家賃が私の借りてるところよりも5千円も安かったという・・・

物件はいくつか見て 不動産会社もいろいろ見た方が良いというのは知識としては知っていたし、それを実践したつもりでしたが、まだ見落としていたのかもしれません。

もちろんその時にはそこは空きが無かったというのも考えられます。

でも 悔しかったですね~。

では 最後に 今回のポイントをまとめてみます

【初期費用についてのポイント】

・家賃は 平均手取り月収の30%以内に収めるように

・なるべく数多くの物件や不動産会社を回って自分の理想に近い物件を探すこと

・引っ越し業者もいくつかの会社を見積もって安いところを選ぶ

・可能であれば 車を持ってる人に協力してもらって引越しにお手伝いを頼む(必ずお礼として金銭を渡すか食事をおごるなどしましょう)

・引っ越し直後の貯金残高は 最低でも家賃の3か月分ぐらいは残しておきましょう。 もし万が一 会社に何かあって辞めることになっても慌てずに済みます

・敷金礼金不要の物件を選んで初期費用を安く抑えるのも手です(出ていくときに補修費用などを請求されることがあるので要注意)

【月々の生活費に関するポイント】 

・食費は一人暮らしなら1万円でも可能だが栄養バランスは気を付ける(なるべく自炊を)

・自動引落分の水道光熱費などを節約すれば手元に残るお金が増えるので頑張りましょう(不快にならない程度の倹約が◎)
・貯金は先取りで強制的に積み立てましょう。財形制度が無ければ積立貯金を利用

最後の敷金礼金不要物件については いろいろと注意点はありますが 数年前にそういう物件を借りた時に 結果的にはトータルでは安く済んだので良かった経験があります。

気になる方は 一度メリット・デメリットなどを調べてみてくださいね。

 

あと 費用面においての役に立つ情報を YOU TUBE動画でも見つけました。

賃貸を安く借りる為の(ぼったくられない)情報が載ってますのでこちらも助けになるかもしれません

■ 賃貸物件を10万以上安くする方法

アニメなので視覚的にも理解しやすくてお勧めです^^

これ以外にも賃貸物件を借りるときの費用を安く抑える関連動画がいくつかありました

※退去費用についての動画も併せて読んでおくとよいかもしれません