HSPの癖 自己責め 罪悪感が薄くなってきた経緯 方法

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こんにちわ ADHDとHSPの気質を持ちながら穏やかで幸せに生きる道を模索中のjunnyです

今回は HSPの特徴 癖の一つ 自己責め 罪悪感についてのお話です

テーマは 【HSPの癖 自己責め 罪悪感が薄くなってきた経緯 方法】

私自身が ようやく根強く抱いていた 罪悪感が薄くなってきたので その経緯や方法などを

お伝えしてみようと思います。

※尚 あくまでも個人的な体感と敬意なので必ずしもすべての方に適応できるとは限りませんのでその点ご了承ください

私と罪悪感について (罪悪感を抱いた理由)

私自身 この罪悪感というものが比較的昔から強くありまして

それは年を重ねるごとに増していったような気がします。

なぜ こんなにも罪悪感を抱いてしまうのか

セルフヒーリングなどで自分を幼少期まで振り返った時に

具体的に思いつくのが

1.母親が物心ついたころから 金銭面などで苦労してる愚痴をずっと言っていた(子供が多いからお金がかかって大変みたいな)

私(子供)のせいでお母さんが大変なんだ・・私はお母さんを困らせる存在なんだ

 

2. 小学校の時に交代でクラスで飼ってるハムスターを持って帰る当番の時に自分の家で猫に襲われて死なせてしまった経験をした

私がバカだから ゲージから出して猫に見せびらかせたのがいけなかったんだ(これは本当に私のミスだったという事実と実際にクラスの男子たちに責められました)

 

3. ADHDの性質(不注意 多動)が原因で学校の授業に全くついていけずクラスから浮いていた

私は何をやってもダメなんだ だから私がやることは全て間違ってる 周りの人が全て正しい

 

思いつく限りではこんな感じです。 特に最後の理由が一番大きくて

自己肯定感が低いと 私がやることは全て不正解 私が全て間違ってる だから何か問題が起きたら自分のせいだ という感じになっていたような気がします。

大前提が  私という存在=不正解 罪な人間

となっていたので いつも ビクビクおどおどしていたんですね。

 

経験を積んで少しづつ自信が出てきても消えない罪悪感

成長して 自我が見栄えたり、様々な経験を積んでいくと

自分という存在が全部不正解とまでは思わなくなってきました。

今まで出来なかったことが出来るようになったりして やっと自己肯定感も上がり

たまには自信を持てるような場面にも出くわすようになってきました

が・・・

どうしても罪悪感とか 自分を責めてしまう癖というのは相変わらず根強く残ってました

自分が悪いわけではない というのは 何となく分かってるのだけど

腹の奥まで落としきることが出来なかったのです

それは 無価値観というものが 潜在意識の中にしっかりとこびりついていたからだと思います

 

前提として↓↓顕在意識

潜在意識上で常に無価値観を感じてる自分(潜在意識)

自分には価値がないから努力することで相手に嫌われないようにする
(無意識だったり意図的にだったりで行動する)

 

 

 

 

その結果↓↓

A 受け入れられたら 一瞬 無価値観から解放
(顕在意識上では自信が湧くが潜在意識にまでは浸透しにくい)

B   受け入れられなかったら 無価値観を更に感じる
(顕在意識上で無価値観が上書きされる 刺激が強いので潜在意識の方にも浸透する)

 

成功体験を何度繰り返しても 潜在意識上での無価値観が非常に強いので どうしても逆転出来なかったんですね。

※ADHDもHSPも嫌な出来事は強烈な体験として強く心に残ってしまうという性質があります

罪悪感を消すためにやってきたこと

では 具体的にどんな経緯で罪悪感を消していったのか書いてみます

1.とにかく繰り返し 自己肯定感を上げる出来事を強化する

自信がない 自己肯定感が低い 無価値観を感じてる=罪悪感 に繋がっているなら

とにかく 自己肯定感を上げることをしていかないといけないのですが

これは どの情報を見てもこれしか方法がないと言われてるのが

 

成功体験を積み重ねる

自分で自分を褒める

 

これをひたすら ずーーっと繰り返し続けていくしかないんですね

何度も何度も 何度も何度も

どれだけやっても 元々小さなころから 自己肯定感が高い人に追いつくことは出来なかったけど

何度も繰り返すことで それでもかなり私は変わりました

 

様々なセミナーにも行ったし 自分自身で本を読んだり 自信がつくような仕事に飛び込んだり

潜在意識の中にある無価値観が完全に消えることはなかったけど

全く何もしなかった頃に比べたら全然違いました。

 

2.自分の負の感情を自覚して出来る限り表に出す

もう一つ大切なのが

自分の中のネガティブな感情をきちんと自覚して表にも出す

これも 対人関係を築く上では むやみに表に出すのは危険なのでやっぱり段階があります

 

自分の中の罪悪感と一見関係ないように見えますが

実はかなり効果を感じました

 

負の感情というのは 悲しみ 苦しみ 怒りといったネガティブな感情

繊細な人 罪悪感を常に感じてる人は

この負の感情を押し殺して人に見せないことが多いのです

何故かというと

負の感情は相手が不快になることをよくわかっていてそれが罪悪感にも繋がるから

 

私もこの負の感情にかなり蓋をして生きてきました。

だから過呼吸になったり 突然変な場面で涙が出てしまったり 自分でも気づかない怒りの感情が自分の体を痛めつけてしまったりしてたようです

特に罪悪感を手放すためにOPENにしたいのが

”怒りの感情”だと思います。

怒りというのは つまりは 誰かに対して腹が立つ 誰かを責めるような気持になってること

誰かを責めるが出来ないから そこから転換して自分を責める

なので 罪悪感が増してしまうようなのです

 

それを続けていると いつしか 自分が怒ってること 悲しんでることすら分からなくなってしまいます

自分さえ 我慢すればその場が収まるから・・・と

なので ずーーっと罪悪感が消えずにいたということにやっと気づいた私は

でも 私はそれも 辞めることにしました

その結果として

最後まで残っていた常に感じるような罪悪感がほとんど消えていきました。

この 怒りの感情を表に出すことについては 長くなるので また別の記事に書かせてもらいますが

簡単にざくっと流れを書くと

1. 何かモヤっとしたとき 自分が今どんな感情を感じてるのかをしっかりと感じ切る
(その感情を感じるのが辛いかもしれないけど 生活に支障が出ない範囲で頑張って感じ切ってみる)

2. その感情(怒り 悲しみ 苦しい 嫉妬)を知ることが出来たら 心の中でも言葉に出してもいいので 『あ~ 今私は怒ってるんだなぁ』と感情を感じてることを自覚して認める

3. 何度も何度も繰り返して、自分の感情を感じることが自然に出来るようになって 抵抗が薄くなってきたら その気持ちを誰かに伝えたり もしその感情を抱く原因となった相手がいたらその人に伝えてみる
(溜めて溜めて伝えてしまうと感情むき出しになってしまうので 冷静に伝えることを意識する)

4. 相手に伝えることで ああ 自分が悪かったわけじゃなかったんだと気づく

これも 何度も繰り返すことが大切

 

最後にまとめ

この潜在意識にしっかりとこびりついていた 罪悪感

これがかなり薄くなったのは 実はごくごく最近

 

まだ完全に罪悪感が消えたわけではなくて

顕在意識上での罪悪感が意識上で少しはあるけど

無意識の部分での罪悪感 無条件に私には罪があるというのはほとんど消えてしまったように思います。

何か出来事が起きて 自分が悪かったな~と思うのは当たり前ですが

どんな出来事に対しても全てにおいて 自分が悪いんだ と

潜在意識の中にある罪悪感というのは 精神衛生上にも肉体的にもよくありません。

 

少しでも多くの方の心が軽くなりますように

今回は自身の体験談などを書いてみました