こんまりさんの”ときめくものだけを残す”VSミニマリスト的生活 VS断捨離 ADHDさんにとって向いてるのは

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こんにちわjunnyです

汚部屋脱出の為に いろんな片づけ本を読んで実践してきた私ですが

それぞれのメソッドは共通点もあれば手法が異なる点もあります。

性格 性質によって合う合わないがあるかと思うので今回は

不注意優勢型のADHD/HSS傾向のあるHSPという気質の私が実際にやってみた感想などをシェアしたいと思います。

代表的な片付けメソッド

ときめく物だけ残す 【こんまりメソッド】 

近年 突如と表れたお片付け救世主 ”こんまり”こと近藤麻理恵さんのメソットです。

ふんわり穏やかそうで、とてもキュートなお姿とは裏腹にテキパキとクライアントさんに鋭く突きさす言葉で一躍人気となった こんまりさんのメソッドは

ざくっと簡単に説明すると

1. まずは収納されてるモノを全て出す

2. それらのモノ一つ一つとしっかり向き合い 自分にとって ”心がときめくもの”だけを残して ときめかないものは処分する

3. 残った自分にとって心がときめく(幸せな気持ちになる)ものを収納する

と こんな感じでかなり簡単に説明させてもらいました。

これ自体の流れは 断捨離のメソッドとも似てるところはありますが

特に大きな特徴としては

一つ一つのものと 丁寧に向き合う という作業にわりし力を注いでるように感じました。

もちろん断捨離やミニマリズムの考えも基本は同じです。

 

 

不要な物を減らし生活に調和をもたらす【断捨離】

断…不要なモノを断つ
捨…不要なモノを捨てる
離…物への執着から離れる

という観点からこの言葉が産まれました

提唱者は やましたひでこさん という方で 主に40代~50代の主婦の方に人気です

基本的にこちらでは 不要なものを断つ 執着から離れるという言葉の主張の通り

外から入ってくるのを事前にブロックすることに注力を置いてるような感じです。

本当はもっと奥深いもので こんまりメソッドと同じく一言で説明するのは難しいのですがここでは割愛させていただきます。

 

最小限の限定されたもので生活をする【ミニマリズム】

ドミニク・ローホーさんのシンプルライフという本で 家の中を限りなく少ないものですっきりと暮らす生き方を知りました。

断捨離やこんまりさんのメソッドでも家の中はスッキリと片付いて綺麗にはなりますが、更に極限までモノを減らす考え方が このミニマリズム的な生活です。

日本ではミニマリストしぶさんや 佐々木典士などが有名かと思います

どれぐらいのモノで暮らすのがミニマリストの定義なのかは明確ではありませんが

究極に極めてる方の家は ここで生活してるの?というぐらい生活感がなかったりします。

捨て変態こと ゆるりまいさんのお部屋がまさにそうです。

家族4人で1LDK暮らしなんて人もいますが 確かに必要最低限での暮らしをするなら広さは必要ないというのも分かります。

ただ今の日本でそれを実践するのは ほんとにごくごくわずか少数かなと思うので

断捨離やとこんまりメソッドとは少し違うところも多いですね。

 

実際に実践してみて 

【こんまりメソッド】→満足度60%

以前から主婦向け雑誌に特集が載せられてて気になってた こんまりメソッドの本を買って読んでみて実践しました。

既に断捨離もしたことがあって その追加情報として知りたかったのです。

それに ときめくモノを残すって響きが気に入りました。

刺激を強く求めるHSEタイプ 多趣味で脳内がバラバラのADHDという気質なので家の中はワクワクときめくもので溢れかえってましたから

ところが です。

下駄箱 押入 キッチンなど気になるところをまずやろうと思ったのですが

うーんと なんか 面倒くさい

一応ざっくりと モノは出してから これは捨てる これはまだ必要 これは必要だけどあまり好きじゃないと分けていく作業はとてもけして悪くはないのだけど

一つ一つじっくりと向き合うという作業が とても疲れてしまいました。

衝動性が高く、せっかち という私はパッ パッと直感的に いる いらない いる いらないと分けた方がテンポよく進められるようです。

丁寧にモノと向き合うことはとっても大切ですが私の気質には向いてなかったようです。

ただ ときめくか ときめかないか という判断基準で取捨選択するという部分は活用しやすいので その部分は今でも使ってます。

【断捨離】→満足度90%

これは もう何年もかけて実践してきたことです

実践というか 単純に不必要なものを捨てまくるという単純なものですが 自分にとって必要か必要でないかというシンプルな判断基準でわりと頭を悩ませずに選択できます。

でも 最初はどれも自分にとって必要と感じてしまいなかなか捨てられませんでした。

やぶれた靴下 全く使われてないタオルやビニル袋

全部は捨てないけど ほんの少しは必要だからとっておこう とか。

なんで 何度も何度も本を繰り返し読んで 他の人の実践ブログを見てモチベーションを上げながら頑張ってきました。

もちろん こんまりさんの ときめくものだけを残すという基準も合わせて活用して

最終的には 取捨選択のスピードもあがり 家の中がものすごくスッキリして

以前のようにモノが一気に増殖するということもなくなりました。

【ミニマリズム的生活】→70%~80%

必要なものだけど これだけの量は必要ないよね 

 

みたいな感じで とことん家の中からノイズとなるようなモノを減らしていくようにしました。

便利グッズではあるけど あまり使ってなかったもの

普通に当たり前のように使ってるけど 実はなくてもそんなに困らなかったもの

最初はミニマリストさんの真似をして かなり数を限定させてました

ただ、自分の性質に合わせた必要な道具などはどうしても一般的な人より数が増えてしまったりもします。

例えば 時計やストップウォッチ そしてボールペンの数は昔よりはかなり減らしたけど家に1つだけとかは 絶対にありえないし 生活が困難になります。

なので百パーセント ミニマリズム徹底しよう!というのは難しいのだけども

モノが少なくなってガラーンとした部屋で過ごすと

頭の中のノイズがクリアになって非常に落ち着きます。

脳内多動が軽減されて まるでストラテラを飲んだようにフラットになるんです。

断捨離でかなりモノを減らしたつもりでも ミニマリスト的な観点でモノを減らしていくと まだまだ家の中って不要なものが多いんだなぁと気づきました。

 

ただし

 

多趣味で 絶えず刺激を求めて 新しいものにチャレンジしたい気持ちもあり、それが自分らしさでもあるので 家の中全部をすっきり物がない空間にするのではなく

ごちゃごちゃ好き勝手な趣味部屋を作ることにしました。

それが 第三の拠点 Cの2階部分の2部屋

ここは アトリエとして 多動爆発ルームにします

それ以外はごくごくシンプルに という感じ

ゆっくりと落ち着く空間と エネルギッシュでにぎやかな空間と区分けすることで心も満たされて満足した人生が送れるのかなと思ってます。

まとめ

どのメソッドも 非常に素晴らしく 長年悩んできたことを解決に向かわせてくれました。

ただ いずれの方法も 完全に自分にとって最適というわけではないので あとは自分なりにアレンジして活用していくのが一番良いと思いました。

家を片付ける大きな目的は 「幸せな暮らし」を手に入れること

あくまでも片づけはそのための手段の一つだけど 沢山モノがあることで満たされて幸せというのなら それもその人にとっての真実です。

私の場合はモノが沢山あってもけして心が満たされていたわけじゃなかったし生活がしにくくて苦しかったので 

片付けること 捨てることは人生にとって大きな変化をもたらしてくれた大事な生活術でした。