HSP/ADHDの私がやってきたお仕事(バイト)と続ける為に行った工夫③【倉庫内作業】

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こんにちわjunnyです

ADHDとHSP(HSS寄り)の私がやってきたお仕事シリーズの続きです

今回は 【倉庫内作業】のお仕事です

倉庫内作業とは物流センターの倉庫内で集配 仕分けなどを行う作業がメインの仕事です。

私の基本データ↓

性別 : 女性

性質 :
・ADHD(不注意優勢型)/広汎性発達障害
・HSP(HSS寄り中等度)
・うつ病経験あり(完治しないといわれてる双極性障害の可能性も疑いあり)

性格 :
・基本内気で人見知りが強い方だけど 突然明るいキャラになるときもある
・飽き性 体はじっとすることができるけど頭の中は常に多動

物流センターA 各種有名メーカーのパン集配と仕分け

中規模の物流センターの倉庫内 仕分け作業のお仕事をしました

【年齢 環境】

34歳の頃で 直接雇用ではなく派遣会社から出向くという形での勤務でした。(ハローワークのネットサービスで応募しました)

出勤日数は 週3日 深夜2時から6時半ごろまで

この物流センターそのものは新しい会社だったようで、私が入った時のメンバーさんも皆
勤続1年未満の新人さん。

いわゆる お局的な存在がいなかったのはラッキーでしたね

しかも 年齢もほとんど大差なく34歳~36歳。

女の人は私を含めて3人しかいなかったけど年も近いし子持ちだし話も合うので気が楽でした。

【仕事内容】

1. 各パンメーカーさんからの荷物が届いたらそれを男性が台車に積み上げる

2. 荷物を積んだ台車を倉庫内の指定された場所に運び整列させる

3. ひたすらそれを繰り返し 約3時間

4. 各大手スーパーへ運ぶためのトラックがやってくるので整列させた荷物を配達トラックの前まで運ぶ 1時間

終わり 作業着のまま車の乗りこみ帰宅します

肉体労働だけど 頭はそんなに使うこともないので大きなミスをすることもなく覚えることもそんなにないお仕事でした。

【仕事する上での工夫】

検品だったり台車に荷物を積むのは男性だし 女性はひたすら指定された場所に運ぶだけなので ほんとに作業としては簡単で 特に気を付けることなどはありませんでした。

人間関係も 全然問題なかったし 楽勝でしたね

なので仕事上の工夫というのは特になくても大丈夫でした

ただ、

深夜スタートなので寝坊しないようにする 

これぐらいです。

あと いったん帰宅して朝の家事を済ませたら二度寝をして午前中までに睡眠不足と体力回復を図ってました。

【心と体の様子】

メンタルは先ほども書きましたように 全然大丈夫だったのですが

何せ 深夜の2時スタートなので1時には起きて準備しなきゃいけないというのが辛いところでした。

帰宅して子供たちを送り出し、洗濯や掃除などの家事を済ませたらすぐに二度寝(?)みたいなのをして9時~10時ごろに再び起きて活動という生活スタイルで 肉体面は少しハードだったかなと思います。

元々超早起きで、この仕事をする前から朝は4時半~5時には起きてました。

なので大丈夫かな~とは思ってたんだけど やっぱりさすがに早朝ではなく深夜はきつかったです。

因みに この時は夕刊配達との掛け持ちでした

 

【勤続年数と辞め方】

こんなに働きやすい職場だったのに 勤務年数は0.2年

つまりわずか2か月でした

これは私が辞めたかったわけではなく 私が所属した派遣会社と派遣先のこの会社とが揉めたことにより 契約が打ち切られてしまったからです。

派遣から来てたのは私ともう一人の若いお兄ちゃんで二人で どうしよう~?と悩んでましたが 私たち二人はこちらの会社の方からは仕事が出来る と認めてもらってた派遣残り組ということもあり 直接雇用してもらえる という話になりました。

ところが派遣登録解除の期限が過ぎ

私達は一旦会社を去り 直接雇用の為の連絡を待つという状況になっても再雇用の連絡が来なかったので二人とも連絡を待たずに次の仕事を探すこととなりました。

 

 

【振り返って】

一日のトータルの睡眠時間という点では問題はないのでしょうが

やっぱり深夜のお仕事 いわゆる夜勤のお仕事というのはほんとに大変だというのを身をもって体験させてもらいました。

わずか2か月程度だったけど 深夜の時間帯のお仕事はもうしない!と決めました

辞め方が辞めたかだったので、もっとここで働きたかった~という気持ちが残ってましたが、実際そのまま続けてたら確実に もう無理!辞めたい!となってたのは間違いないです。

時間帯がもう少し遅くて 4時~5時スタートならまだ体の負担もなかったかもしれないですね。

朝が得意でも さすがに深夜はきついよ という結論です

その後希望通りの早朝 4時スタートの仕事は始めることになりました

それが次のお仕事です↓↓

個人会社 飲食店への食材集配

市内各所にある飲食店へ注文された食材をお届けする会社でのお務めです

 

【年齢 環境】

ついに念願かなって 早朝のお仕事を開始することが出来ました。

働き始めたのが36歳~37歳頃で 早朝の4時から8時までの4時間を週に3日やってました。

昼のパートさんは8時から12時で たまに残業として残り昼のパートさんと一緒に働くこともありました。

早朝のパートさんは 私より少しだけ年上の主婦の方が2人と1人若い女の子。

私を含めて4人いましたが ここも入れ替わりは激しいブラック会社のようで

私の後に入った人は全て辞めてしまいました。

私より先に入ってた一人のパートさんも こちらが見て可哀そうになるぐらいいじめられてたので ついには辞めてしまいましたね

それ以外の男性の方は基本社員さんが3~4人で全て配達も兼用でされてました。

ここは 人間関係もちょっと怖い人が多く なんともやりにくい職場の雰囲気でした

 

 

【仕事内容】

仕事の内容は 市内各所にある飲食店から食材の注文を受けたものを倉庫内から集めて箱詰めするという作業でした。

男性社員は配送業務も行います。

倉庫内には業者や流通センター または業務用スーパーなどから買い付けた食材 野菜が所狭しと保管されており それを集めていくだけで簡単なようですが・・・

頭の回転と集中力がないと難しいお仕事でした。

というのも 集める食材を読み上げていき 一人一人が取りに行く際にその読み上げた品物を覚えられるのはせいぜい2つ~3つまで

その読み上げスピードもかなり早く テンポよく進んでいくため

集める食材を聞く

頭の中で商品名と数をイメージ

保管してある場所をイメージ

体を動かして移動

時には野菜など加工する作業も入る

台の上に置く→置いたらすぐにハイ!と言葉に出して手を挙げる

最初に戻る
(時には検品と箱詰めをしてマジックで店名をダンボールに書くという作業になることもあり)

この一連の流れが息つく暇もなく、4時間ずーーっと続くわけです

やることはこれ以上なくて覚えなくてはいけないものはないけど

向き不向きは大いにある作業だと思います。

 

【仕事する上での工夫】

私はADHDだからこその頭の回転が早すぎるせいか、意外とこの スピード感が心地よくて

かなり早い段階で 仕事に慣れることが出来ました。

なんでも最初の1週間が一気にいろんなことを覚える為に必要な期間だと思ってるので、その1週間で食材の位置を覚えることと数をこなして体に作業を覚えさせることを頑張りました。

その他の工夫としては

寝ぼけていたら集中力が無くなるので 通勤より1時間前には起きて目をしっかりと覚まして 脳内のリズムを整えたり、人間関係においてもお局的な方としっかりとコミュニケーションを取るように努めました。

あと、自転車通勤で自宅から15分というわりと近い距離だったけど 久々に自転車に乗る自信がなくて2日間ほど通勤の練習をしました。

 

【心と体の様子】

作業内容は比較的早く覚えたけども ミスはどうしても避けられませんでした。

うっかりミスが多いADHDさんでなくても間違えることが多い仕事の仕方なので、自己嫌悪で落ち込むということはなかったけど ミスをすると物凄い形相で怒られるのが怖くて委縮してしまいました。

優しい人もいるのですが この読み上げる人ってのが また特別怖くて、この人のせいで何人も辞めたという話もあるぐらいでした。

ただ、この人最初は私のことをちょっと気に行ってたみたいで やたらと優しかったんですね。

それが 私が既婚者だと分かったとたんに風当たりが強くなってしまったという経緯もあって なかなか辛かったです。

 

【勤続年数と辞め方】

それでも何とか工夫で仕事を続けることが出来て、私にしては意外と長く 2年間続けることが出来ました。

ブラック企業で ほとんどの人が続かないこの会社で2年間働けたことで自信はつきましたね。

辞めた理由はなんだったのかなぁと思いだしてるのですが あまり具体的な理由はなかったと思います。

娘が不登校にはなっていた時で私自身も子供のことで疲れていたからかな・・・

全てにおいて逃げたくなってた時期でもあります。

【振り返って】

今思うと まだこの頃は年齢的にも若くて 体の不調は少なかったと思うけど 鬱っぽくなりはじめのたがこの頃だったことを思い出しました。

この会社が云々というよりは やっぱり子供のことが気がかりで精神的には辛かったんですね。

元々どのバイトをしてる時でも常に 子育てに支障がないような仕事や時間を選んできましたが

時間の融通がいくら効いても心の融通はなかなか効かないというのを実感したころでもありました。

この後の仕事は知り合いの会社のお手伝いをするなど 正式なバイトというのは当分しませんでした。

会社務めをしないことの心のゆとりは出来たものの 今度はお金の不安が強くなるという矛盾。

なんとも言えない時期だったようです。

 

以上で HSP/ADHDの私が体験したお仕事の倉庫内作業偏は終わります

 

次回はその他のお仕事を予定してます